とある「いらなくなった着物」

12月に悉皆やさんの橋村さんが持ってきてくださった加工見本にこんなものがありました。
たくさんスタンプを押したような生地や
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こんな模様の入った生地や
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2色の破片がちりばめられたような生地。
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これらはすべて、とある「いらなくなった着物」を着られるように加工して活かそう!という提案です。
さてその「いらなくなった着物」とは・・・?

答えは黒紋付。
お母様やお祖母様の黒紋付は、お客様ご自身がお持ちの場合、お亡くなりになった後いらなくなってしまいます。
地方によっては、紋が違う為に着られないということもあります。
しかし黒紋付の紋は入れ替えるのが難しいのです。
そんな時、こうして加工すると「黒地の小紋染め」に生まれ変わります!

ただし、地が黒なので、染め替えたりはしません。表面に樹脂加工をします。
ほら、裏はそのままですね。
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これは着物にはあまり向きません。帯などとこすれて落ちてしまう可能性があるからです。
ということで、羽織やコート、道行などへの変身がオススメ♪
橋村さんのお話しでは、黒紋付はガード加工されている場合が多いので、雨コートにもいいとのこと。
小紋染め自体は30,000円から。それに加えて仕立替え代となります。

全体をちょっと違う菱形で互い違いにしたり、
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勿論吹雪加工のようにもできますよ!
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破片と吹雪は、男性にも良いですよね。
色も選べますし、柄も豊富です。

黒紋付は特にきちんとしたものを、と選ぶ割に出番の少ない着物。
でもいざという時に困るから、比較的きちんと保存されている着物でもあります。
それをそのまま眠らせてしまうのはとってももったいない!

あらゆる着物をなんとかしてしまおうという、悉皆やさんの腕と技。
眠っている着物、これは着られないと思っているけれどもしかしたら・・・な着物、どうぞゑり華にお持ちください!

お松

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青山 ゑり華までお願い致します。