松浦先生の染め帯お誂え、見逃せません!

11日からの新年会と共にゑり華にいらっしゃっている松浦道治先生。
予告どおり13日の月曜日までお店で染め帯のお誂えの相談に乗ってくださいます。
受注は19日(日)までですが「これ!」というアイデアがおありの方はぜひ松浦先生がいらっしゃるうちにおいでください。
面白く、そしてすごい才能の方です!
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今までどんな無茶な注文を受けてこられましたか?と尋ねたところ、
「この世にないもん描いてくれ言わはったんが一番やな」と。
「幽霊」とか「龍」とかいうことではなく、概念すらない、存在しないものを、とのご注文だったそうです。
そこで松浦先生が用意されたのは、なんとバケツいっぱいの墨と新聞紙!
墨を吸わせた新聞紙をぎゅうっと絞って、それでそれはもうなんとも言えない模様を描かれたとのこと。
お客様は「この先生本物やわ!」と大喜びされたそうです。
どんな模様なのか、実物を見てみたいですよねぇ

私が一番感動したのは、一昨年亡くなった十八代目勘三郎さんのファンの方の話でした。
彼女は数年前、勘三郎さんの写真やポスターなどをお持ちになって帯をお誂えになり、
その帯で勘三郎さんの舞台を観て楽屋にご挨拶に行かれました。
勘三郎さんはとても似ている、すごい先生ですねと喜んでくださって、なんとそのお太鼓にサインをいれて下さったそうです!
大好きな役者さんの帯に、その方のサイン。一生の宝物ですよね。
とてもうらやましいです。

その他にも「ペットを描いて欲しいけれど、自分ではどんな構図がいいか分からないから」とラブラドールを連れてこられたお客様。
ご自分の通っていらっしゃった高校の校門を描いて欲しいとリクエストされた方など、みなさんこだわりが盛りだくさん。

初日にいらっしゃったK様は、なんと!ご自分でデザイン画を描いてご来店になりました!
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和菓子尽くしの、夏帯と冬帯です。
豆大福は見切るように、鯛焼きはガワを残して餡子を少しはみ出して、金平糖をちらしてなどなど、
写真とイラスト、本と共に、和菓子に対する情熱が伝わってくる力作を、前柄も合わせて4枚。
さすがの松浦先生も「和菓子の注文なんて初めてやで・・・」と頭をひねっていらっしゃいます。
さあこのご注文、どんな仕上がりになるのでしょうか!?楽しみですねえ

そしてもうひと方。
ビートルズが大好きなY様は、お太鼓に演奏している4人のイラストを、
前柄の片方には例の横断歩道を渡っているものと、ギターのイラストをというご希望。
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「イメージとしてはこんな感じなんですけど・・・」と資料を持ってきてくださいました。
「もう頭ん中ででけたわ!ここの色はこう、こっちはこうしよな」とノリノリの先生。
Y様はこんなにざっくりしたイメージだけでは無理なのでは、と思っていらっしゃったそうですが、
そこを叶えてくださる夢の職人さんが松浦先生ですよ!

改まった席ではなく、カジュアルな場面でもっと着物を楽しみたい方。
考えただけでわくわくするような、あの帯が締めたいから今日は着物で!と思えるような、こだわりの帯を作りませんか?
その辺では買うことのできない、個性的で面白い帯を作るなら今です!この機会をお見逃しなく!!

お松

この催しに関するお問い合わせは
電 話 03-6427-2720
メール info@erihana.co.jp
青山 ゑり華までお願い致します。

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