本日きもの寺子屋の日

生憎のお天気で、参加者の方も着物での参加を諦める人もいらっしゃいました。
一時間目は暦の話
今回は芒種(6月6日)から大暑(7月23日)まで
一年のうちでもこの時期が着物選びが難しい時期です。

因みに我々は、五月の立夏から厚めの単衣を袷用の帯・襦袢で着ておりました。
芒種から織の着物の単衣を中心にして、襦袢を麻や絽に変えて帯も夏物に、下着もそれに合わせます。

途中体操と歌の時間
耳引っ張り体操と歌は「夏は来ぬ」を全員で合唱。

卯(う)の花の匂う垣根に
時鳥(ほととぎす)早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす夏は来ぬ

これは一題目ですが、六題まであります。
とても美しい日本の情景と言葉で綴れていて、気持ちが良くなる歌です。

二時間目はきもの風姿花伝
世阿弥の書いた「風姿花伝」をきものに置き換えて中谷先生が講義してくださいました。
それぞれの年代においての「旬」を考えて、似合う着物や色柄を考えました。

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とても深いお話、来月は7月6日日曜日を予定しております。

皆様のご参加お待ちいたしております。

店主 花岡 隆三

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