本日きもの寺子屋の日でした

本日はきもの寺子屋の日。
今日は暦では夏至の日でした。
昔の人はこの日から薄物に衣替えしたそうです。
そんなきものや風俗にまつわる暦の話から始まり、メインテーマは衿あわせ。
着物の衿を合わせるとき呼吸を意識していますか?

着物姿を美しく見せるのは衿合わせ
人それぞれと言うことを意識します

首から胸にかけての貴方の身体チェック
・鎖骨の形

・鎖骨あたりの肉の付き方

・鎖骨からバストまでの距離と肉の付き方
(中谷先生のレジメより)

つまり人それぞれに身体、骨格が違うのだから、人それぞれに合った着方がある。
戦後の着方と戦前の着方は全く違う。
着物はもっと自由で身体を解放する着る物であった。
着物は骨を知ることでもっと美しく着られると言うことです。

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今日は後程半衿付けの実習があるので、座っての授業でした。(いつもは机に椅子です)
何のお話しか、皆さん胸やお腹に手を当てていますね。

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一時間目の講義が終わると休憩前に体操の時間。
足の筋を伸ばす運動をしています。

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次は音楽の時間です。
今日は「夏の思い出」を唄いました。

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最後に実習。
半衿付けを学びました。
着姿を美しくする大切な作業です。
三河芯を使った広衿を襦袢に付けます。
衣紋抜きは付けないので丸く自然に抜けます。

最後にその半衿を付けた襦袢で着物を着ました。
皆さますっきりと補整いらずで若々しい胸元になりましたよ。

参加された方の感想です
・鎖骨の形などで、着物の着方が違うとお聞きして、目からウロコでした。
先生の教えをすぐに身に付けることは、私には難しいと思いますが、
練習を重ねて美しく着ていきたいと思います。
茅ヶ崎市 ペンネーム バジル様

・中谷先生の「きもの寺子屋」初めて参加させて頂きました。
胸元は私の最大の課題でしたので、ゑり華の通信が届いた日に早速申し込みのFAX送信した次第です。
初めての寺子屋でしたが、今までの着付けの方法より、シンプルで今後活用したいと思いました。
ありがとうございました。
新宿区 S・K様

・今までずっと衿はねかせるように頑張ってきましたが、
衿を立てることで、身体の欠点を隠すことが出来ることがわかりうれしかったです。
練習頑張ります。
ありがとうございました。
世田谷区 M・H様

など、喜びの声を頂きました。

初めの感想にも書かれていますが、すぐに身につく物ではないかも知れません。
とにかく練習して、寺子屋にまた参加した時に先生にチェックしてもらうと良いですよ。
またのご参加をお待ちいたしております。

着物っていいね!
店主 花岡 隆三

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