祈りの織物 ギャッベ

幸せを運ぶ…心和む敷きもの
ギャッベとは、ペルシア語で太い織りの毛足の長い絨毯を意味します。
使われる糸の色には様々な意味があり、例えば赤は太陽、青はオアシスの水の色、緑色は豊かな実りの景色や春や夏に生い茂る草木のめぐみ、と言うようにその独特な色で生命の循環を表現しています。
その糸が織りなす手織りの絨毯には、自然が育む、まさにアートと言える不思議な魅力があります。
ぜひギャッベに触れてみてください。

天然素材を中心に彩られた毛を使って、願いを込めた模様を織り上げます。

私を一瞬にして虜にした織物
私がギャッベと言う絨毯を初めて見たのは今から12年ほど前、旭川の美術館を訪ねた時でした。
シンプルなデザインの中にある深い色合い、素朴で優しい何とも言えない味わいに心惹かれたことを今でも覚えています。
その絨毯はイラン南西部の遊牧民が時間をかけて1枚ずつ手織りで作られています。
彼らは、自分たちの飼っている羊の毛を、移動する先々に生えている草木や木の実などで染め、山や草原などの風景や動物などをモチーフに織り上げます。
織り目がとても細かく、丈夫で使い込むほどに深みが増します。
脂落としをほとんどしないので汚れが付きにくいのも特徴です。
また、人に接したときの表面温度が摂氏20度前後なので、冬暖かく夏は涼しく1年を通して使うことができます。
その優しい素材とデザインから男女問わずに熱心なファンの方が多く、玄関から次回はリビングと言うふうに少しずつ自分のギャッベを見つけては増やして行くのを楽しみにしている方が多いとお聞きしました。
同じものが2つとないからこそ出会いが大事なんだと感じています。
そんな素敵なものをご紹介できることを感謝するとともに、お使いいただいた方が今以上に幸せになっていただけたら幸いです。

店主 花岡 隆三

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