着物クリニック 義母様からの頂き物

こんばんは。
加賀友禅とおしゃれ着の店青山ゑり華の花岡です。

今日はもうすでにクリニックキャンペーンは終了していたのですが、土曜日にご来店したのですがあまりの人の多さにたじろぎ、着物を預けてお帰りになったS様が再来店くださいました。

ご相談は義理のお母様から譲り受けた着物。
紋意匠の無地、紋は入れていないので普段着としてお召しになられたのでしょうか。
S様、染め替えと言えば無地染めしか出来ないと思っていたそうです。
昨年の暮れのクリニックキャンペーンの時に、スタッフの今井さんが作った案内で「京染」の存在を知って、是非小紋に染め替えたいと今回お持ちになりました。

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綺麗ないろの無地。
柄は「氷裂文」なのでしょうか。
石畳と言うよりはその方が正しいと思います。
小紋染めはほとんどの場合洗い張りをして色を抜くので生地が「痩せ」ます。
ですから良い生地・丈夫な生地でなければおすすめできません。
このお着物は糸に弾力がありまだまだ若々しい生地で厚みもありしっかりしています。

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京染のブックを見ながらまずは好きな色柄を選んで頂きました。
その上で、カラーアナリストの資格を持つ我々スタッフが似合う色をアドバイス。
さらにこの地紋を生かせる柄をお伝えし、最終的に2つの候補を選びました。
後は悉皆の橋村さんと生地と地紋をより生かせる柄を選定して、お見積もりをお伝えするお約束を致しました。
東京からそれほど遠くないところに住む義母様に染め上がりのお着物でお出かけになる日が楽しみと、嬉しそうにお帰りになりました。

S様がお帰りになった直後から、ドンッ、ドンッと神宮の花火が上がり始めました。

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屋上にあがると、ビルの陰から見えました。
これが今年初めてで最後の花火かな。
気分だけでも花火見物と、一日浴衣で過ごした私です。

着物っていいね!
店主 花岡 隆三