本日より 諏訪好風 作品展 開催致します

東北を応援します! 特別企画第2弾

山形県米沢の諏訪好風先生の個展を開催いたします

諏訪好風 作品展

日時 9月9日(金)~12日(月) 
場所 青山 ゑり華2階 ギャラリー「華」
会期中 諏訪先生 青山ゑリ華来場

諏訪先生には内緒ですが、私は諏訪先生が好きです。なにより格好いい、見かけはもちろんですが本当に格好いいのは先生の生き方です。
まがい物のいい加減な作家や商品が跋扈する中で、当たり前のことを当たり前に手を抜かずにやり通すことが、いかに貴重な事か。
そして挑戦する姿勢もすごい、新しいことに挑戦し続けています。
前回の個展の時大好評だった桜染はその成果。染め上がりの色に満足できず、それまでの染行程をすべて見直して、より古代の桜染めに近づいた鴇色の桜染を完成させました。今年の上がりが今から楽しみでワクワクします。
数年前から紅花染にも取り組んでいます。今年BSジャパン「にっぽん原風景紀行」でも紹介された、貴重な「紅絹(もみ)の襦袢」を会場にお持ちいただきます。さらに新作の絵絣の名古屋帯、ロートン帯などが初公開となります。
どうか諏訪先生に会いに、美しい色を見に、お出掛け下さい。

震災のこと

先生のご家族、社員、仕事場には直接被害はありませんでした。
しかし、東北のお付き合いのある呉服屋さんが大変な被害に遭われ苦慮しているようです。
先生は助けてなんて言いません。でもゑり華としては、少しでも力になりたい、例え少しでも今までの恩返しが出来ればと思っています。(もちろんこれも先生には内緒です)

値段もすごいぞ!絶対に見て欲しい、紅絹(もみ)の話

この度染め上がった「紅絹(もみ)」。現在紅絹と言われるのはアンティークな着物についている赤い裏地をいいますが、本来は本紅染めた絹のことを指します。紅を揉んで染めたことからこう呼ばれました。紅は体を温める効果があるため、裏地や襦袢に用いました。
江戸時代には「紅一匁(もんめ)金一匁」と言われるほど高価なものです。よくいわれる裏地の紅絹に、本紅は使われていません。
本物の紅絹、本紅の色を見ていただけるまたとない機会です。いったいいくらする襦袢か想像できますか?

絵絣を織る諏訪先生

新作の絵絣九寸帯を織る、諏訪先生。その出来映えが楽しみです。

料理も得意な諏訪先生

ゑり華の雰囲気をガラッと変える演出をご本人がいたします。
料理も得意な諏訪先生、今度のおもてなしは・・・。こちらもご来店いただいてのお楽しみです。

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