与那国 13

最西端の地からすぐにの所にクブラフルシがある。
ここは美しい芝生が広がり、岩場の海岸が長く続き、風光明媚な景勝地である。
このクブラフルシにはクブラバリがあり、ここに悲しい伝説があります。
以下与那国教育委員会の碑から
琉球王朝は、これまでの貢納制度を改め、15才以上のすべての男女に賦課することにした。世にいう過酷な人頭税制度であるが、その影響は与那国島まで及び、村ではここクブラバリで残酷なことが行われたという。人口制限のため、村々の妊婦をあつめて岩の割れ目を飛ばせたのである。
妊婦たちは必死の思いで飛んだが、多くは転落死したり、流産したと語り伝えられている。
悪名高き人頭税によって作られた伝説で、実際に行われたということではないらしい。
しかし、それぐらい過酷な税だったと言うことなのでしょう。
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美しい芝生と岩場が広がるクブラフリシの海岸
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幅が3.5メートルる岩の裂け目、クブラバリ。
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午後6時でこの太陽の傾き。日本で一番最後に日が沈みます。

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