石垣 2

お腹がいっぱいになったところで本日の研修の地、竹富島へ。
竹富島へは今年オープンしたばかりの、石垣港離島ターミナルから船で向かいます。
竹富島の港に着いたらレンタサイクル屋さんの車に乗って島中心部へ。
そこでレンタサイクルを借りて早速向かったのが竹富民芸館。
竹富民芸館は竹富町織物事業協同組合の施設で、八重山ミンサーやグンボー、八重山上布など島の伝統の織物を紹介しています。
苧麻(ちょま)や芭蕉(ばしょう)などの島の天然繊維や、福木やヒルギなど植物染材の展示、染めから織りまでの工程の説明・見学などができます。
なぜが我々が訪ねた日はすべての機に布が掛けられていて、みんな旅行に行ってしまっているとのことで、織っている人が誰もいらっしゃいませんでした。
組合の理事長、島仲由美子さんご夫妻にご説明いただく。
島中理事長は去年NHKの新日本紀行にもお出になっていますが、竹富島における上布や芭蕉布の技術保存にかける熱意はとても素晴らしい物です。
現在、芭蕉布と言うと平良敏子さんの喜如嘉が文化財に指定され有名ですが、以前は(戦前)沖縄のどの場所でも織られていたと言うことです。
面白いのは、喜如嘉の芭蕉布は糸を績むとき玉結びをします。2mの高さに育った芭蕉から糸を取るので、透かしてみると結び目がたくさんみえます。
しかしここ竹富島では、芭蕉の糸を績むときも苧麻と同じように績むため、結び目が出来ません。
出来上がった反物を透かしてみても、結び目が見えないのです。
玉結びするよりも、遙かに手間がかかり熟練の技と、多くの時間を要するわけです。
DSC00938.jpg
竹富町織物事業協同組合のある工芸館
SH010075.jpg
理事長の島仲由実子さん