牛首紬 先染縞柄

今朝は秋らしいいいお天気になりましたね。
いよいよ合わせの季節ですが、ちょっと厚めの生地の単衣か木綿が気持ちよく感じます。
今日のご紹介は牛首紬。
石川県の重要無形文化財に指定されています。
源氏の落人伝説を起源に持つぐらいに歴史は古く、江戸時代には広く全国に販売されておりました。
昭和の初期が生産のピークで、現在は西山産業白山工房、加藤機業場の2社のみが牛首紬を生産しております。
この反物は西山産業白山工房のもので、糸を染めてから染めた、いわゆる先染の紬です。
先染とわざわざ断るのには理由があります。
実は西山産業白山工房の生産の多くが白生地だからです。
その白生地の多くは京都のメーカーに出荷され、染め加工を施されて市場に流されます。
当店にも後染の小紋や訪問着もございますが、先染と後染とでは風合いがかなり違うのが面白いですね。
別名釘抜き紬とも言われる強靱さと、座繰り糸の風合いはとても気持ちがいいですよ。

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牛首紬 先染縞柄 315,000円
完売致しました