読谷花織新作です!

夏に沖縄の知花花織の帯をご紹介しました。
今回は花織の中でも有名どころ、読谷花織の素敵な帯を入荷しましたのでご紹介です!

以前も書きましたが、14~15世紀に伝来した技法を元に琉球王府時代に独自に織られていた花織。
しかし明治の中頃から衰退し、戦後は人々の記憶から忘れ去られて幻となっていました。
有志によって復活されたのが1964年、それから国指定伝統的工芸品となるまでに発展したのです。

まずご覧に入れたいのがこちら!
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「花織」として見てきたものとのあまりの違いに、所詮素人のお松は最初これが花織だとは思いませんでした。
でもとことん手を掛けられた、立派な花織です。
なんとこのカラフルな幾何学模様の部分すべてが、手花(ティーバナ)、つまり織りの最中に糸を手でくぐらせて出来たものなのです。
そして間を走る線のような細かい模様、こちらが綜絖花(杼を通して作る模様)です。

アップでも見てください!
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この、4色の斜めに走る線。
これは手花(ティーバナ)でしかできない技です。
それがこんなにも大きくたくさん!
綜絖花の方も精緻で素敵でしょう?
前柄もお太鼓のように織られています。
お値段は210,000円。
とても贅沢な一本、まず他ではお目にかかれませんのでお早めに・・・っていえいえ、まだ次も控えておりますよ。

こうしてみると、ゑり華は本当に南国のものが豊かに揃っていますねぇ。
現地に見に行きたーい、と仕入れに出かける社長の後姿を指をくわえて見ているお松でした。

この商品に対するお問い合わせは
電 話 03-6427-2720
メール info@erihana.co.jp
青山 ゑり華までお願い致します。

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