誰も羽織だったと気づきませんね
八王子市 I・M様にお聞きしました
ー そもそも羽織を帯にしようと思ったきっかけを教えて下さい。
黒の絵羽織はもう着る機会がないけれど、結婚前に金沢のゑり華さんで誂えた思い出のある物なんです。
それにこの柄が私は気に入っていたので、いつか帯にしたいと思っていました。
ー 羽織を帯に出来るっていつどこで知りましたか?
ゑり華のおしゃれ通信の96号の「もう着ない羽織から世界でたった1本の帯が出来る」を読んでお願いしようと思いました。
ー その時の第1印象は?
お太鼓に箱の柄を、前にはこちらの柄をと話しをしているうちに出来上がりがすごく楽しみになりました。
主人にも相談しましたら、リフォームにかかる費用は誕生日プレゼントに、と言ってくれました。
ー 実際に出来上がってどうですか?
思っていた以上に柄がうまく出て良かったです。
銀座結びを締めた時もお太鼓から出る手先にも柄があるので特に気に入っています。
ー 羽織から帯をお作りになって良かったところを教えて下さい。
1.フォーマルな帯が多く、お洒落用の物が少なかったので、素敵に出来上がって嬉しい。
2.しっかりした記事なので、残り布で大きめのバックを作りました。美術館にもよく行きますが、ショールやカタログなども入ってすごく重宝しています、すすめていただいて良かったです。
3.お友達にも褒められます、誰ももとは羽織だと気づきませんね。
ー 逆に気になるところがあったら教えて下さい。
お太鼓に前のお仕立の筋が少し残りますと言われました。
よく見るとやはり残っていますが、止む得ないと思います。
ー ゑり華への今後の期待、要望を教えて下さい。
派手になってきた着物など、気になる物もありますので、また色々ご相談したいと思います。
ー 色々お聞かせいただきありがとうございました。