皆さまに重大なお知らせがございます。

青山ゑり華は33年前の昭和54年にオープンしました。
当時19歳だった私が青山のお店に入ったのがそれから9年後の昭和63年。
さらに12年後の平成12年に金沢から独立、現店舗へ移転したのが平成18年のことでした。
今まで様々な場面で、色んな事を試して常に新しいことに挑戦し続けてまいりました。
現店舗に引っ越してからは2階をギャラリーと称して多目的に使えるスペースとして活用。
ゑり華の展示会はもちろん、父の花岡愼一コレクション展・京和傘展・ステンドグラス展などの他、お香の会・お取り寄せグルメの会・右近さんの阿国ヨガ・落合さんの日本髪結髪&ヘアーメイクセミナーなどの様々な催しを開催しております。
着物を通して人が集まり、なにか「事」を行うと、こんなにも楽しくて温かい気持ちになることを私たちも実感致しました。
そうするともっと欲が出てきます。

「事」を通してゑり華をもっと着物を総合的に楽しめる「場」にしたい。

また着物の悩みを解決する「場」であり、着物の背景、伝統と文化を楽しく学べる「場」。
我々は今再び大きく変わることを決心致し、この度店舗の移転を決意致しました。
我々が目指すお店とは、着物を通してお客様の「毎日を特別にするお店」です。

1)人と人が緩やかな絆で繋がれ、もっと笑顔溢れるお店にしたい
この店舗に移って5年半、様々なことをやる中で、多くの方は着物そのものが欲しいのではなく、作った人の想いや産地の伝統文化等に共感し、それを身に付けることにより得られる満足感であったり、きものを着て集まった人と場や時間を共有することにより得られる体験が欲しいのだと感じました。
きものを着て集まり、何かをすると楽しい。
そんな時皆さんとても素敵な笑顔になります。
我々は、その笑顔をもっともっと広げていきたいと思います。

2)着物が傍らにある暮らしをもっと応援したい
着物を通してお客様の「毎日を特別にする」為には、着物の面倒な面を極力解消して差し上げる必要があります。
着物のお手入れや着られる教室などもっともっと充実させ、着物に関するあらゆる事を応援できるお店にしたいと考えます。

3)売り場をもっと楽しくしたい
ただ反物を並べるのではなく、着る場面や作った人の思いが共有できる展示。
漫然と小物を置くのではなく、それを使うことによって得られる体験が楽しく伝わってくるような展示に変えてゆきたいと思っています。

4)作家さんの個展や作品展、講演会なども増やしたい
今のゑり華で講演会やイベントを開催するとお客様は12人で限界です。
その為に別会場を借りて開催することもあり、その場合は会場費もかかります。
せめて20人が入れるスペースが欲しいと考える場面がこのところとても多くなってきました。
それには今のこの店舗では実現が難しいと判断しての移転です。

今考える新しい店舗

イ)フラットな店舗でバリアフリーに
現店舗は非常に段差が多く、まだ誰も階段で大きな怪我はしていませんが、何度か危ないと感じる場面はありました。
まして今後日本は高齢化がどんどん進みます、我々も年をとります。早いうちにお店のフラット化を実現したいと考えます。

ロ)売り場とイベントスペースを自由にレイアウト出来るように
現在は1階の売り場と2階のギャラリースペースが階で分かれていて分断されています。
イベントに使っているときには展示できず、催事を行っているときにはイベントが出来ません。
これを何とか出来ればと模索しています。

今は物件がほぼ決定。
スタッフは新店舗構想会議を設立(実行委員長:鈴木景子)みんなで案を出し合って検討しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする