大城廣四郎工房 絣着尺

更新日:2015年10月04日(日)

こんばんは。
加賀友禅&お洒落着の店青山 ゑり華の花岡です。

この土日は納品のご来店が多い日でした。
秋めいて着物の季節が到来したんでしょうね。
皆さまご予定が有るのでしょうね。
美容院でばっちりセットなさった方もいらっしゃいましたよ。

さて、新入荷のお知らせです。
今日ご紹介するのは琉球絣の着尺です。
(着尺とは、着物に仕立てられる長さ<尺>がある反物を指します)
南風原(はえばる)の大城廣四郎工房で織られた琉球絣。

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もちろん本草木染めで手織りで作られています。
市松取りで区切られた左右で、絣の柄が違っているのはかなりの難度が高いお仕事。
この込み入った絣柄は、絣が得意な南風原、その中でも大城廣四郎工房ならではの作品だと思います。
ちょっと大きく見てみましょう。

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手結い(絣をずらして柄出しをする織り方)を使わずにこれほどの柄を括るのは大変です。

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さすがにちょっといい値段します。

大城廣四郎工房作
琉球本染かすり 手織り
絹100% 草木染
表地価格 418,000円(税別)

この商品に対するお問い合わせは
電 話 03-6427-2720
メール info@erihana.co.jp
青山 ゑり華までお願い致します。

城間栄順作 本藍型染夏九寸帯 「くちなし」

更新日:2015年04月20日(月)

青山ゑり華の店頭は4月より夏物が並びます。
年々夏物の生産が少なくなる中で、これはと思う物が少なくなっている状況です。
ゑり華でも以前に比べると夏着物の入荷が減っています。
そんな中でも帯は単衣から締められるので要望が多く頑張って仕入れています。

本日ご紹介するのは沖縄の城間栄順さんの藍型(イェーガタ)九寸帯。
よく市場には藍色の濃淡で染め上げた物を藍型と言っているお店があるようです。
例えば下の物を藍型と表記しているお店が多いです。
しかし、それは藍型とは言えず、正確には藍濃淡に染めた紅型です。

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写真の帯をご覧ください、これが本物の藍型です。

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藍型は染に琉球藍を使います。
藍は藍瓶に藍を建てて生地を浸して染めます。
大雑把に工程を説明すると。
先ず白生地に型紙で糊置きをします。
次に通常なら糊の置かれていないところを色を塗るのですが、藍型は藍の濃淡で表現してゆきます。
そこで一番白く残したいところを糊でさらに蓋をしてしまします。
それを藍瓶につけて染めます。

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すると浅い藍色に染まります。
次に薄い藍色に残したいところを糊で蓋をし、さらに藍瓶に付けます。
こうやって段々濃い色に濃淡を付けていきます。
地染めする前に隈取りなどを染めます、これは染料で入れます。
一旦全部糊を落します。
最後に柄の部分をすべて糊で蓋をして藍瓶に付けて地染めをします。

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こうして何回も藍瓶に付けられて出来たのが藍型です。
臭いをかぐと藍の爽やかな臭いがします。

どうですか?
たんに藍色で染め分けられた物とは全く違うことが分かってもらえましたか?

着物っていいね!
店主 花岡 隆三
 

城間栄順作 琉球藍型九寸帯「くちなし」
素 材: 絹100%

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ミンサーの半巾帯 新色入荷

更新日:2014年06月05日(木)

人気のミンサー四寸帯(半巾帯)の新色が入荷致しました。
たくさんの中から選べたのでいい色が揃いました。
袷はもちろん単衣の着物、夏の着物や浴衣にも一年を通して使える便利さ。
そして合わせやすく馴染みがいいと好評です。
絹に比べて滑りが悪いので最初は締めにくいと感じるかも知れませんが、裏を返せば緩みにくいと言うこと。
貝の口も似合うので、電車の移動などにもいいですね。
色々な結び方にチャレンジして欲しいものです。
絣はめおとがらとも言われています。
四つの絣と五つの絣を合わせると一つの四角になります。
そして「いつの世までも一緒にいましょう」という願いが込められているのです。
 

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沖縄県指定伝統的工芸品 八重山ミンサー
制作 みんさー工芸館
品質 綿100%
染色 草木染・化学染
織  手織り
価格 24,000円(税別)

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青山 ゑり華までお願い致します。

ゆうな

更新日:2013年11月21日(木)

これはとっても貴重!いつかブログでご紹介しましょうね、と大事にしまわれていた1枚の訪問着。
社長が・・・社長がついに表に大々的に掛けてしまいました!
泣けます。本気だったのですね、秘蔵の品まで大放出って。大放出すぎます!

なぜなら。
それはこんなお品だからです。
まずは色紙をご覧ください。
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そうなのです。
紅型三宗家の一家である「城間家」の第十五代・城間栄順さん作の紅型染。
しかも秋篠宮紀子妃殿下へ献上された作品の、お色違いです。
紀子妃殿下は同じ柄のスカイブルーの着物をお持ちなのです。
それが、こちら。
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当店の「ゆうな花文様」です。
写真より、もうちょっと色はこっくりとしています。梔子色、が一番近い表現でしょうか。

ちょっと寄ってみましょう。
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咲き乱れるゆうな。
流れる南国の水辺。
カニさんがいて、宝貝がいて、巻貝もいて。
なんと優雅で豊かな訪問着なのでしょうか。
いつも城間栄順さんの紅型は伝わってくるパワーが違う、ともすると着る人が負けるくらいだと感じますが、
個人的には、同じパワーでもこの着物から受け取るのは力強さよりも温かさがまさっている気がします。
これを着こなすことのできるひとになりたい。力強さも、そう思わせてくれる種類のもの。
なんだか太陽みたいですね。

お値段は・・・恐ろしくて社長に聞けません。
どうぞ皆様、店頭でこのエネルギーを感じてみてください。
そして、我こそはというお客様、一目惚れされたお客様、これを着こなすことを目標に自分を育てると決意されたお客様。
ぜひ毅然と社長にお声かけください。
おしゃれ通信で「交渉する最大のチャンス」と書いていたのは、きっとこの逸品のためだと私は思っています。

地色が梔子色ですと水の流れがとても際立ちますが、
妃殿下がお持ちのさわやかな青ですときっとゆうなの花がとても鮮やかなのでしょうね。
一度着姿を拝見してみたいなぁと思います。
(お写真は今年の「美しいキモノ」春号別冊に掲載されているようです)

お松

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城間栄順さんの帯で素敵なコーディネート!

更新日:2013年09月13日(金)

先日ご紹介した城間栄順さんの「海想」、早くもお嫁に行ってしまいました。
素敵でしたものね~
「私も見てみたかった!」「ちょっと気になってた~」というお客様、申し訳ありません。これもご縁ですので!
それでは急いで新しい帯を!!

と思ったら、なんだかすごく寒色系の主張が強いような気がする帯が。
勿論シックな色も入っているのですが、着物初心者の私は「これを秋冬で紹介?」と戸惑ってしまいました。
私には洋服で、秋冬に明るい青系を着る発想と趣味がないのです。
しかし着物は違う!
社長が現れて「そんなの着物次第だよ、ほら」とあっさり解決してしまいました。
さすがベテラン!この道何十年!!
それがこちらです。
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すてきすてき!なんて格好いいのでしょう♪

城間栄順さんの帯は「仏桑華にしし玉」
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紬を使った紅型の九寸名古屋帯です。
しし玉ってなんだろう?と思ったら、沖縄では数珠玉のことをそう呼ぶそうです。
数珠玉って懐かしい。小さい頃遊びませんでしたか?
それがこんな素敵な図案に。
そしていつもながらの生命力と優しさが伝わる色使い。
「栄順さんの染めたものは見る人が見たらすぐ分かる」と言われるのも頷けます。私にはまだそこまでの力はついていませんが。
ちなみに仏桑華はハイビスカスの和名です。

そしてこの着物も気になりませんか!?
私はとてもなります!
こちらは手縫泥染総絞の小紋。
ハンの木で10回、その後泥田で5回染めたものだそうです。
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縦糸に駒糸を使って、少し変わった紬に仕上げてあります。
絞り方もすごく面白いし、濃淡が活きて味があります。
もっと明るい帯で遊んでも面白いし、逆に淡い色の帯で着物をうんと引き立ててあげてもきっと注目の的…と想像が膨らみます。
いっそこの子でまた「着物一枚帯三本」やってもよかったかもしれませんね。

城間栄順さんの帯は281,400円、お買い上げありがとうございました。
泥染紬は294,000円でお待ちしております。
どちらも捨てがたい魅力ですので、ピンと来たお客様がいしゃっらいましたらお早めに!

お松

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