日本の染織 名品・逸品百選

こんにちは、ゑり華の花岡です。
今年もまた逸品百選を開催する2月になりました。
この催し、今回で14回目になります。
私が金沢のゑり華から独立したすぐの2000年2月に「文化への誘い」というタイトルで開催したのが最初でした。
翌年から「逸品百選」としましたが、日本が世界に誇る染織の逸品を一堂に集めて均一の価格で提供するというスタイルはずっと守り続けています。
かなり無茶なこの様な催しを続けている、それはなぜでしょう?
それは出来るだけ多くの人に良い生地の物を身に着けて欲しいからです。
私はゑり華に入ってからしばらくは、スーツで仕事をしていました。ですからきものの柄や色は分かっても、着心地は分かりませんでした。
しかし自分で着物を買って着るようになると、着心地のことがよく分かるようになってきたのです。
枚数が欲しい、でも懐は限られているので安い物をたくさん買っていました。
ある時、沖縄の作家物の紬に目が留まりました。経糸、緯糸とも真綿の手織紬。
当時の私にはとても高価な物でしたが思い切って買いました。
その着心地の良さ、気持ち良さにビックリ! 本当に驚きました。
この時私は「着物は生地で出来ている!」この当たり前の事実を痛感しました。
どんな糸を使っているのか、どのような織り方をされたのか、そしてどのような染をなされたか。それによって着心地と締め心地が決まります。
値段の高い物の方が良い生地を使っている場合が多いですね。安い生地に高い加工をすることはまずありません。しかし、高い着物が着心地がいいとわかっていても気易くは買えません。でも28万円なら若い方でも頑張ればぎりぎり手が届くのでは? 自分の経験からそう考えました。
ある程度枚数を持っている方には、よりいい物を選んでお求め頂き着心地そのものを楽しんで頂きたい。そんな思いでこれまで続けて来ました。
今年もこれまで以上によい品物を集めることが出来ました。是非ご来店頂きその風合いをその手でお確かめいただければと思います。

青山 ゑり華 花岡 隆三

 

 

 

日本の染織

名品・逸品百選

2月20日(木)~25日(火)