耳寄り情報 根津美術館の夜間開館

4月18日より根津美術館で開催中の「燕子花と紅白梅」光琳デザインの秘密。
これは尾形光琳300年忌記念特別展として開催されています。

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2015年は、享保元年(1716)に59歳で没した尾形光琳の300年忌にあたります。それを記念して、当館が所蔵する「燕子花図屏風」とMOA美術館が所蔵する「紅白梅図屏風」、光琳が描いた2点の国宝の屏風を中心とする特別展を開催します。
このふたつの屏風にもうかがわれる光琳のデザイン性に、あらためて注目したいと思います。光琳は、京都の高級呉服商を生家として美しい衣裳に囲まれて育ち、また縁戚にもあたる本阿弥光悦や俵屋宗達によって生みだされた江戸初期の装飾芸術に親しみ、かつ新しい時代の感覚も取り込んで、独自の世界をつくりあげました。
本展では、光琳の「模様」のような屏風の系譜を宗達からたどり、光悦に関わりのある雲母や金銀泥による木版摺りが光琳に与えた影響を探り、さらに漆器の図案や弟・乾山の陶器の絵付けなども含めたデザイナー・光琳の営みを総覧します。

この燕子花図と紅白梅図の両屏風がそろい踏みするのは実に59年ぶりと合って、連日大盛況が続いています。
あまりの混雑振りに出掛けるのに二の足を踏んでいる人も多いんじゃないでしょうか?
実話私がそうなんですが・・・。
そんな貴方に耳寄りな情報です。
案外知られていないのですが、
明日の5月12日~17日まで夜間開館をいたします。
この6日間は、通常5時閉館が7時閉館になります。(入館は6時半まで)
実際に上のポスターにも書かれているのですが、文字が小さくて読めません!
だからきっと空いていると思うのです。
最近は日が延びているので先にお庭の燕子花を見てから展示を見るのも宜しいかと。
混んでいるならいいや!って思っていた方にぜひお勧めです。

ゑり華にもぜひお立ち寄りくださいね!

そうそう、先日お客様に季節のお菓子をいただきました。
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清閑院さんの「風薫る 花菖蒲」
箱をあけるとまるで菖蒲園のようです。
そう言えば明治神宮の菖蒲園、しばらく行ってないなぁ。
誰かご一緒しませんか? もちろん着物で。

着物っていいね!
店主 花岡 隆三

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