図書館戦争

実はゑり華には読書部があります。
いや、私が勝手に一部の本の虫スタッフを名づけただけなんですけど。

そんなゑり華読書部で最近盛り上がりましたのがこちら。
図書館戦争
今最も売れている作家の一人、今最も映像化されている作家の一人、有川浩さんの「図書館戦争」シリーズです!
漫画にもアニメにも、そして4月には映画も公開されていました。
なので本好きのお客様の中には「今更?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、先日読書部全員が全6冊を完走しました。

有川さんは「大人にもライトノベルがあっていいじゃない!」とエンターテイメントメインの作品を書かれる作家さんです。
図書館戦争は、日本で検閲が許されるようになったらどんな世界になってしまうのかを書いた、深刻に考えさせられる部分を含んだラブコメです。
もう一度言います。甘々のラブコメです。
ちなみに社長も部員です。

先日少し話していたのですが、単行本が最初に出たのは2006年でその後「東京都青少年健全育成条例」が施行され、
空想のものが現実になりつつあると危機感を覚えている作家さんも多いし、これからどうなるのだろうという政治的な話から、
外国には図書館を備えた別荘があって、そこに本好きが集まってバカンスを過ごし本について語りあうというのに憧れていたという思い出話、
小さい頃の方がもっと純粋に本が好きだったような気がするなーとか、なかなか感想になりませんでした。

でもそれってある意味すごいことだなあと思うのです。
「あの本読み終わったー?」から、その話以外のいろんな話が派生してくるということは、それだけ色々考えさせてくれる本ということだから。
「あそこよかったよね!」「私あの台詞好きだった~」「いやでもあの部分が…」なんてことでは終わらない深さがあるのです。
あ、もちろんそういう話もたくさんしましたけどね。
女子はやっぱりなでなでに弱いよね!!とか、「ラブシーンの書き込みが足らん」と社長が言ったとか(笑)

少し漢字が多かったり難しい言葉もあるのですが、ライトノベル作家だ!と有川さんが言うように、確かに読みやすい本だというのは満場一致です。
するするいけて、でもするっと通り抜けてしまわない、そんな本です。
考えさせられるところあり、昔を思い出させてくれるところあり、きゅんとさせてくれるとこあり、涙ありの大盤振る舞い本。
もしご興味がおありの方はぜひに!

ちなみに部員たちは、その後同じ有川さんの自衛隊三部作(とそれに続く短編集)に移行しており、
先日防衛大学卒の経営コンサルタントさんとの懇親で、訓練の話を色々聞いて盛り上がりました。
そして匍匐前進の話の部分で「え?それって服擦り切れますよね?布大丈夫なんですか?縫製は?」と質問して、
「さすが皆さん。職業柄ですね。そんなこと聞かれたの初めてです」と呆れられたことをここに記します。
でも多分彼はそれより私の食いつきっぷりに引いてたと思うから大丈夫ですよ皆さん!

去年の夏の日焼けの理由は「富士総合火力演習」を見に行ったからだったお松でした。