燕子花と藤

風薫るという言葉がぴったりなこの頃です。
根津さん(根津美術館)では、尾形光琳の「燕子花図屏風」と円山応挙の「藤花図屏風」が出品中です。
今年はなんとも贅沢に、ならんで展示されています。

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それぞれの屏風の前に、椅子がありますのでゆっくり鑑賞できますよ。
屏風絵は大きく豪華なものが多いので楽しくて好きです。
いったいどんな部屋に、どんな時に飾られたのでしょうか?
婚礼などやっぱり特別な時に使われたのでしょうか?
それとも、季節に合わせて飾られたのでしょうか?
ついつい意味もない想像を巡らせてしまいます。

想像するといえば、二階に展示されている、実業家秋山順一氏の陶磁器コレクション。

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酒器なども多く展示されています。
お酒は、何が入っていたのかしら?やっぱり日本酒?銘柄は?
肴はなんだったのかしら?
どんな話をしてしていたのかしら?
きっとこの酒器で飲んだら美味しいんだろうなぁ。
これは、妄想ですね^_^;

お庭の燕子花は、まだ間に合います。サツキは満開、青楓も涼やかです。

5月18日まで

スタッフ 半澤 宣子

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