きもの寺子屋 「きもの解体新書」第1回目終了しました

昨日は中谷先生をお招きしての勉強会。
午前中は我々の勉強会。
午後1時から公開授業でした。
昨年大好評だった湯文字講座・胸元スッキリ講座に続いて新シリーズ「きもの解体新書」
第1回目の昨日は足袋がテーマでした。
どうして足袋が親指とそれ以外に分かれているのか?
その謎に迫りました。
あいにくの寒さでご予約頂いた半分以上の方が風邪や看病で欠席され、ちょっと人数的には寂しい寺子屋でした。
しかしご参加頂いた方は我々スタッフと共に充実の時間を過ごしていただきましたよ!

まずは先生の講義から。
人間の骨格図や全身筋肉の図が登場、科学的にお話しを進めます。
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つぎに足袋を脱いで、着物から軽装に。
歩く時の親指の使い方、筋肉の動き、腰のゆれなどをチェックします。
歩く度、先生のチェックが入る度に美しい歩き方になってゆくのが分かります。

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最後に足袋を履き、着物姿に戻って歩きます。
全員見違えるような美しい歩き方に。

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今回の講座を受けることによって、分かったこと。

正しい歩き方(日本古来の歩き方)をマスターすると
・もちろん歩き方が美しくなる
・腰が定まる
・ハネが上がらなくなる
・呼吸が深くなる
・血流が良くなる
・首が長くなる
・なで肩になる
・ひらめきが良くなる
・表情が明るくなる
・視野が広くなる

こんな効果があるって、おどろきですよね。
でも本当なんです。
我々も受講した後で分かったのですが、今回のきもの解体新書のテーマは「足袋」でした。
しかし、本当のテーマは「歩き方によって身体がどういう影響を受けているか」と言うことでした。
親指に力を入れて歩くことがものすごく大切です。
そして親指を意識して歩くには足袋と着物がとても合っている。
そういうことだったのです。
私の皆様への伝え方ももっと変えないといけませんね。

今回に限らずきもの解体新書は都合で参加できなかった方のために、同一テーマでもう一度やる予定にしています。
その時にはもっともっとたくさんの方に参加していただいて、歩くだけで健康で美しくなる極意を学んで頂きたいと思います。

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