「美しいキモノ」ならぬ「美しい姿勢で着物」

「美しいキモノ」ならぬ「美しい姿勢」
8月の中谷比佐子先生の着物寺子屋では、着物姿で美しく写真に撮られるためのポイントを教わりました。
長年雑誌やドラマなどの監修をしてこられた先生ならではの、ここぞ!という時に効くポージングレッスンです。

まずは座り姿2パターン。
いつも通りに座ってもらいます。
はーい、スタッフ今井、座りまーす。
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こんな感じ。

さあ中谷先生に指導していただきましょう。
「では真っ直ぐ立って。首もまっすぐ肩の上に」

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「ここのラインが真っ直ぐになるようにね」
と言われても自分ではなかなか分からないのですが・・・(モデル・お客様)
「そのまま右斜めを向いて、右手で上前を持ち上げて、左は膝の裏を軽くなぞりながら浅く座ってください」
「膝はくっつけて。そこから上半身だけを正面に向けて~もっと!腰から!腰から上は動かさない!!」
ひぃぃぃぃ。回りません!そんなに腰は回りません!でもひねると細く見えると言われればやるしかない!
「はーい肩に力が入りすぎです。力を抜いて、リラックスしてちょっと落としましょうね~その方が首が長く見えます」
無理…です…
「手は正面でそろえて、左手を上にしてね。たいていの人は左手の方が綺麗です。指は5本全部見せてはいけません」
「そうしたらカメラ側の足をすっとひいて下さい」
「口元はね、舌を上の歯の裏につけて小さく“あ”って言ってみてごらんなさい」
「では撮りますよー。視線はカメラマンさんの頭のちょっと上くらい。目は閉じておいて合図と同時に開いてね!」

カメラマン(私)にも指導が入ります。
「正面から構えて、帯にピントを合わせてください」
「それでは参りまーす。3、2、1、ハイ!」
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わー全然違う!!
そして薄物の透け感が綺麗です。

今度は左側から。
基本は同じで、違うのは「左からだとつまんだ上前が見えるので、そこで両手を重ねますよ」
「違うわねえ。こう、もっと自然にね、ヒヨコを隠し持っている感じにそろえてちょうだい」
ヒヨコのふわふわ~と思うと、いつも使わない筋肉を使ってがちがちの体もちょっとリラックスするかも?
この手の位置、見ていた社長が「なんか不自然な感じがするなー」と呟いていたのですが、
「では参りまーす。3、2、1、ハイ!」
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ちっとも不自然じゃありませんよ?不思議。そして美しい。
さすが先生です、知り尽くしていらっしゃる。

お次は立ち姿、今回は右向きです。
スタッフ佐々木、いつもみたいに立ちまーす。
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さあこれがどう変身するか!?

「まず真っ直ぐ立つのは基本ね。お腹に力を入れて、お尻をすぼめて。そこから少しだけ右を向きます。はーい、腰から上だけ戻してー」
腰、ちょっと慣れてきました。
「膝、くっついてる?じゃあそのままカメラに近い方の足を引いてください」
え?えーと。
「きついわよねーでも頑張ってー。右足の親指に重心を預けます」
ちょ…先生、足が!足がぷるぷる震えるんですけど!?
「なんか違うわね。ただ引くんじゃないのよ、揃えたところから、左足先を右足に添わせながら斜めうしろに引いて」
余計難しいです。もう足が生まれたての子鹿のようです…
「やや左肩に力が入り気味になりますから、落としてね」
「手の位置は自然にしてみましょうか。でも全部を見せては駄目ですよ」
やっているほうは「いいから早く撮ってくれ!!」なくらいの厳しい姿勢ですが、笑顔を忘れないで佐々木さん!
「はい、参りまーす。3、2、1、ハイ!」
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やりきりました!
ビフォーアフターがこんなにも違う!
美しくあるということは厳しいことなのですねえ。
中谷先生のポイントのおさえ方も素晴らしいのですが、これを延々とやっていらっしゃる着物雑誌のモデルさん、尊敬します。
我々着物を着る機会が多いですし、もっと体を柔軟にしたり鍛えたりしなければ、と思わされました。
美は一日にして成らず!右近先生のヨガも頑張って下地を作ろう!
他にも見返り美人ポーズを予定していましたが、思わぬ苦闘で時間が足りず、まだいずれということになりました。

今回の講座、大人気でしたので、今月の寺子屋ももう一度同じテーマで開催します!
16日(月・祝)の講座、定員6名様ほどとなっておりますので、お早めにご予約下さい。
お着物での参加となります。その頃にはどうか単衣でもへっちゃらなくらい涼しくなっていますように…

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お松