花織の花は本当に華やか!の花!

花織(はなおり・はなうい)はご存知でも、知花花織をご存知の方は少ないのでは、と思います。
花織とは沖縄の紋織、浮織の一種。 基本的には縞の中に小花模様を浮き織りにしたものです。
首里花織、首里花倉織、与那国花織など各地域のものがありますが、やはり一番有名なのは読谷山花織でしょうか。

14~15世紀の大貿易時代に技術が伝わり、伝来した技法を元に琉球王府時代には読谷山花織として独自に織られてきました。
しかし、その染織技術は明治時代の中頃から衰退し、戦争後は人々の記憶から忘れ去られ「幻の花織」となっていました。
その絶滅寸前となっていた花織は有志によって1964年に復活されました。
当初は愛好会でしたが読谷山花織事業協同組合の組織へと発展し、現在では国指定伝統的工芸品として全国に多く知られるようになったのです。

そして知花花織。
琉球王府時代に成立した知花花織の技術は、沖縄戦と戦後の混乱で、継承されないまま途絶えていました。
沖縄本島の織物は昭和初期に、国道58号の西側地域を中心に調査を進めましたが、知花花織が織られた東側の旧美里村(現沖縄市)などは詳細に調査されませんでした。
90年代ごろから片岡淳琉球大教授らが技法を調査・整理し、古布収集家も研究を助け、沖縄市も2000年ごろから知花花織の産業化に向けた支援を推進し、08年には知花花織事業協同組合が発足。
そして復帰40年にあたる2012年7月25日に国の伝統的工芸品に指定されました。
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読谷の花織では緯浮(よこうき)花織が主なのに対して、知花では絣や格子、無地に経浮(たてうき)で織る違いがあります。
特に経浮は知花花織だけの技法です。
そしてすべての「知花花織」の染料は、知花城址周辺の山林より採取された植物です。
今回ご紹介するのはそれはそれは綺麗な九寸名古屋帯です。
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白茶の細い縞に、山吹から薄紅、梅紫と虹のように変わっていく花の模様、そしてその花の中にも濃淡が。

当店には私が本気惚れしている紺地にカラフルな花の浮かぶ読谷山花織の反物もあり、いつかご紹介を…と思っているのですが、この知花花織の素敵さも負けていません。
というか拮抗してます。正直どちらも自分が欲しいくらいなんです!
帯は季節も選びませんし…
季節の柄を楽しむのも着物の楽しさのうちですが、素敵な帯が薄物の時期以外はずっと締められるって、とてもポイントが高いと思うのです!
絹100%で、天然染料のみでできたこの帯、228,900円です。

ゑり華には他にも色々花織がありますので、ご興味のある方はぜひお声掛け下さい。
きっと社長がいつも以上の熱意で説明し、お見せすることと思います。

お松

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