ある日のバックヤード

ゑり華スタッフは基本食いしん坊です。
お昼とお茶の時間が楽しみです。
晩ご飯にくりだす時のお店の選定は厳しいし、まかない担当シェフ・社長は手伝おうとすると怒るくらいこだわります。
時間が合えば、皆できゃっきゃうふふのおちゃちゃの時間を楽しみます。
時にはお客様と店頭でおやつを楽しんでいることもありますが。
そんなゑり華の最近のバックヤード…否、おやつをご紹介します♪

まずはゑり華のプチ部活「山ガール」所属・佐々木が乗鞍岳に登山に行った折に買ってきてくれたお土産。
岐阜県平湯温泉の朝市にあったそうです。
食べられるほおずき、その名も「千成ほおずき」!
hoozuki
熟しても赤くならない、食用のほおずきです。
赤くなる観賞用のほおずきには微量のアルカノイドという毒が含まれていて食べられません。
根の部分は酸漿根(さんしょうこん)という生薬になり、平安時代より鎮静剤として利用されていたとか。
江戸時代には堕胎剤として利用されていたのも有名ですよね。
現在も咳や痰、解熱、冷え性などに効果があるとして、全草を干して煎じて飲む風習がある地方もあるそうですが、まあ、基本食べちゃ駄目、と思っておくのが無難です。

その点これは無毒!ストロベリートマトという名前で出荷しているところもあるそうですが、スタッフの感想としては
「トマト+マスカット?」
「いや、デラウェアとマスカットじゃない?」
「うーん、マスカットに梨を足したっぽい感じもしますよ」
「もしくは林檎ね」
といった感じでした。どちらにせよ、珍しくて美味しいです。

お次は京都から届いた無花果。
ゑり華ではお馴染み綴れ織の川端先生からの贈り物です。
京都府下・城陽市は無花果の名産地。
その中でも80歳を越える名人に頼んで、最も食べ頃のいい物を選んで送ってくださいます。
したがっていつ送られるかは、川端先生も分からないとのことで、お礼のお電話をしたら、「ああ、届いた?」という調子でした。
どうです、むっちり見事な無花果でしょ。
ichijiku
冷やして、ちょっと室温に戻しつつ、な冷やしすぎないくらいが一番甘みが生きて美味しくいただけます。
ichijiku2
わーい、きれい!
生の無花果を食べるのは久しぶりでした。ありがとうございました。

最後にどどーんとこちらを!
budou
そう。ぶどうです。
でもただのぶどうではないのですよ~
な・ん・と。茨城にお住まいのお客様の「お庭で自然にたくさんなっちゃった」ぶどうなのです!
野生!?
最初それを知らずに食べていたので、普通に「頂き物かな~美味しいな~お高いのかしら~」とか思っていました。
頂き物は頂き物ですが。野生でほっといてこんなに美味しいぶどうがなるお庭って一体…
特に今年は雨が少なかったため甘さが増したとのこと。ぶどうもスパルタで育てるとよいのですね。
ていうか、ワイン畑のぶどうもスパルタで育ててて、でもなんかもっとしょぼーんとしていたような?
いやー驚きの美味しさでした。
ごちそうさまでした♪

お松

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする