奈良の格調高いお菓子

先日奈良からのお客様がお持ちくださったお菓子です。
その名も「ぶと饅頭」
萬々堂通則というお店のお菓子。
<萬々堂通則は、悠久の都奈良の地で江戸後期創業いたしました。
古都の彩りをそのままに、長きにわたる伝統の技を守りつつ新しい風を伝えています。>
萬々堂通則HPより

ぶと饅頭
春日大社の御鎮座当初から今日に至るまで御祭礼にお供えされる神撰のぶとは唐菓子の一つで、米の粉を油で揚げて作られております。
 「ぶと」は、奈良時代、遣唐使が中国から伝えたとされる「唐菓子」の一種で、神社や寺院の神饌菓子。
春日大社では、現在でも毎月3回のお祭りと、祭事のたびに神饌として作られています。
春日大社の神職さんは、これが上手にできなければ一人前の神職ではないといわれています。

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なにやら大変なお菓子ですが。
見た目はほとんど揚げ餃子。(失礼)
食べるとほとんど上げドーナツ(失礼)

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美味しいんですよ、でもこれが古来から神饌として上げられていたなんて、神さまってとてもハイカラなものがお好きなですね。

奈良の橋爪さん、本当にありがとうございました。

店主 花岡 隆三

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