加賀小紋 坂口幸市さんの工房にて

今年の9月の催事は「加賀小紋 坂口幸市作品展」を開催いたします。
坂口さんにご来場いただき、型置きの実演も行う予定です。
そこで、会に向けて加賀小紋の染め出しに伺いました。
とっておきの純国産糸100%の白生地、新小石丸の三丈物を7反と世紀21の四丈物を1反用意しました。

それぞれに柄を選んで色を決めてゆきます。
柄はすべて近年の伝統工芸展入選柄ばかりを選びました。
(四丈物は訪問着になります)
伝統工芸展に出品する型はやはり特別。
糊付けもとても気を遣うそうです。
色は1反につき3色決めます。
地色・目糊の色・裏のしごき、そのバランスがとても大切です。

ちなみに江戸小紋は地色のみ染める場合が多いです。
加賀小紋はそのために優しい仕上がりになります。

できあがりが今から楽しみです。

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