きくちいま×坂口幸市 加賀古代型染浴衣

今年の青山 ゑり華、浴衣のラインナップがいよいよ今週の10日金曜日に発表いたします。
今年は昨年よりもちょっと増やして、12反染めました。
例年通り配色は6配色です。

この加賀古代型染浴衣をご存じない方にちょっとご説明いたします。
金沢にある加賀小紋(江戸小紋と同じ技法です)師、坂口幸市さんにお願いして作っています。
日本工芸会正会員の坂口さんの工房で、坂口さんのお祖父さんが集めた、約100年前の伊勢型紙を使って伝統的な手法により一反一反手作業で染めています。

この伝統的な技術にきくちいまさんのセンスで色を乗っけるとどうなるか??
100年前の柄にいまさんの色。きっと面白い物が出来上がるに違いない! そう思って始めました。
今年で3年目。
最初の年いまさんの出す色に腰がひけていた坂口さん。
何度が電話があって
「本当にこの色で染めていいがけ?」(金沢弁です)
はい、お願いします!
「いや~、もう少し押さえた方が・・・」
いいえ、そのままでお願いします。!

慣れたのでしょうね、昨年は一度も電話が掛かってきませんでした。(笑)
上がってきたものを見たところ、さすが3年目。
昨年までチラッと垣間見れた迷いが今年はまったく感じませんでした。
それがストレートに色に現れています。

IMGP7335

いかがですか?
きれいですね。
100年も前の型紙をそのまま使っているようには思えませんね。
この浴衣は下に襦袢を着て、夏の着物としてお召し頂きたいです。
試しにことしのきくちいま☆オリジナルの麻襦袢に重ねてみましょう!

IMGP7333

また感じが変わって面白いですね。

IMGP7338

東京ではゑり華だけの販売です。

是非4月10日からの夏物新作発表会にお出掛けください。
きくちいまさんと米沢の産地が本気で取り組んだ、いまのいろ skala(スカラ)もお目見えします。

着物っていいね!
店主 花岡 隆三

きくちいま×坂口幸市 加賀古代型染浴衣 新作発表
青山 ゑり華にて
4月10日(金)~13日(月)
11日(土)・12日(日)の2日間はきくちいまさんがご来店になります!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする