結婚する時に用意した着物を染め直しました 武蔵野市 石田公子様

1.染め替えに興味を持ったきっかけは?
この小紋は結婚する時に母が用意してくれた着物。
年齢を重ねるにつれて地色の紺色の鮮やかさが気になり、着ることにためらいを感じ始めていました。
季節感あふれる大好きな着物なのに着ることなく仕舞われたままになり、残念に思っていたので。

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染め直し前の小紋 きれいな青色でした

2.ゑり華に今回お持ち頂いた理由は?
着物クリニックに京都から悉皆屋さんがいらっしゃると知り、プロに相談してみようと思ったからです。

3.相談してどう思われましたか?
染め替えにより全く違う雰囲気になったらどうしようという不安な気持ちを理解してくださり、「全体に淡いグレーを掛けると、地色が落ち着き花の色の明るさも抑えられる」と提案して下さいました。
悉皆屋さんのプロの目の確かさや、日本の伝統技術の高さを、あらためて感じました。

4.今回染替えてみようと決めた理由は何ですか?
悉皆屋さんの説明が分かりやすく信頼できると感じたから。

5.染め上がりを見た時どう思われましたか?
説明を受けた通りの仕上がりに満足しています。
全体に落ち着いた雰囲気になり、また袖を通すことができて嬉しい。

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 ひと色掛けて落ち着かせました。写真で分かりますか?

6.ゑり華への今後の期待と要望がございましたら。
歳を重ねるにつれ着物の良さを再認識しています。
私たちの世代は、お嫁入りの時に親が用意してくれた着物を持っている方が多いと思いますが、タンスに仕舞われたままでいる着物も多いのでは。
友人たちとの会話でも、自分の着物や亡くなった母の着物を活用したいということが話題になります。
それは、着物だけでなく親への思いにも繋がっていると思います。
ゑり華さんには、色を落ち着かせる、帯に仕立て直す等、色々な方法で着物が再生できるという情報を発信していただき、大事にしてきた着物を日常生活に 取り込めるような知恵を教えてほしいと思います。

 

石田様ありがとうございました。
インタビュー・鈴木景子