抜け殻 ~ヤゴ~

※着物の話はまったく出ません。あしからず。

先日金沢に帰郷した時。
母にどこでも良いから行きたいところある?
連れて行ってあげるよ。
そういった所、松本佐一さんの所に行きたい。
そう言いました。
松本佐一先生は父の同級生で石川を代表する陶芸家。
白山の麓の吉野谷村で住まいと仕事場を構えています。

途中瀬木野という母が疎開した集落もあり、山と川と田んぼしかないのどかな景色を堪能することが出来ました。
吉野谷工芸の里の一角に先生の工房と住まいがあり、お宅の前に用水が流れています。
その脇にある物置のような小屋の壁に・・・

yago-1

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ヤゴの抜け殻です。
2つも発見!

ご存じのことと思いますが、ヤゴはトンボの幼虫でこの殻を脱ぎ捨てて成虫になります。
セミの抜け殻はさほど珍しくはないのですが、ヤゴの抜け殻は滅多に出会えません。
アップで見ると、結構不気味なものですね。
まるでエイリアンの抜け殻みたい。
それもそのはず、ヤゴは全て肉食。
普段折りたたんである下あごを瞬時に伸ばして離れた獲物を捕食します。
その速さは国内の水中昆虫屈指の速さだそうです。

因みにこういう物や図鑑の解説に男の子はドキドキしますし、大好きです。

店主 花岡 隆三