「薩摩絣 手織紬 誠実無比」

本日のご紹介は東郷織物さんの本薩摩の絣。勿論綿100%。
武者小路実篤が纏ったときに着心地の良さや肌触りに感動して「薩摩絣 手織絣 誠実無比」と書き送ったという、あの綿薩摩です。
実篤の直筆から作ったラベルが付いていますよ。
と言うのも初めて知った私なので、「綿薩摩」なのに宮崎県都城市なのかというところにも驚きました。
が、都城は島津家分家が治めた薩摩藩の私領地(一族功臣の自治領)だったのですね。なるほど。深い。

さて「色紙」と名づけられたこの反物。

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薄い白茶に、よくよく見るとこれまた薄い白と桃色の横縞。
そして、朱、水色、緑、黄色…とたくさんの色紙が続きます。
地色がおとなしい上に様々な色があるので、どんな帯でも合いそうですね!
木綿だし普段着物でどんどん着れるわ。でも素敵だからこれでお出かけもしたいのよね。贅沢な悩みが出てきそうです。
お値段239,400円です。

ちなみに色違いといいますか、すべての色紙が黒でできた「色紙重ね」という反物もございますので、お好みで♪
こちらは正方形に近い色紙。
お値段504.000円です。
なぜこんなに値段が違うのか?
ちょっとびっくりしたのですが「色紙」は横双、「色紙重ね」は縦横の絣だから、手間のかかり方が違うのですね。

そんなこんなで日々ちょっとずつ知識を身につけている(?)お松でした。

この商品に対するお問い合わせは
電 話 03-6427-2720
メール info@erihana.co.jp
青山 ゑり華までお願い致します。

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