川島織物さんの珍品

帯の話ばかりが続いてしまいますが、今回ご紹介するのは川島織物さんの珍品・九寸名古屋帯です。
銘は「彩花市松」。絹100%です。
なにが珍しいか。
復元帯なんです。

職業柄どちらの工房もお店にもそれなりの所蔵品がおありでしょうが、
川島織物さんには、天保14年(1843年)の創業時からこつこつ集めた約16万点収蔵の織物文化館があるほどです。
そして元々色々な種類の織物等を復元なさっている川島織物さんが今回手がけたのがこちら。
織物文化館収蔵品で、元は袋帯だったもの。
社長が「いつも名古屋帯、名古屋帯」と唱えるもので、それなら名古屋帯をもっと!ということでの生地に復元してくださったそうです。

生地の模様から刺繍のような織りまで、すべて元のデザイン通りで!
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茶色い地に黒の格子と渋く決めたところに、カラフルな織りのギャップ。
あれ?なんかちょっと前にもお松そんな帯紹介してなかったっけ?
はい、城間先生の紅型ですよね。
でもそれとは違うベクトルの魅力。
なんとなくエキゾチックな雰囲気で、そしてどちらかというと普段着物を渋かわいくしたい時用にばっちり!
(個人的な意見です。いつもですけど)
そして今年の秋冬の流行色と言われているグレイッシュカラー。
この帯、地はダークグレイッシュで、模様もカラフルなんだけど意外とライトグレイッシュが多いのですよ!
いつの秋冬でも勿論安心、でも今年の秋にはいつもより余計ににイチオシ☆

関東巻きですとこちらが前柄になります。
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豪華ですね。でも金糸銀糸の豪華じゃないので、とても使いやすそう~

関西巻きではこちら。
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ちょっと柄が飛び飛びに出てきます。これも面白いし、帯〆や帯留で楽しく悩めちゃうタイプの子♪

…なんだか今更のように気がつきましたが、当店の社長って結構いろんなところに我儘言っているのですね。
皆様受け入れてくださってありがとうございます(合掌)

そんな社長の我儘と、川島織物さんの伝統と技術の結晶の帯!
なのにお求めやすい136,500円!?お買い上げありがとうございました。
うーん、逆袖の下とかあるのか?あったらゑり華は赤字か。
というわけで安心して(?)ご覧にいらしてください。

お松

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青山 ゑり華までお願い致します。